今季初雪見。や、違います。紅葉を見に行きました。山頂の冠雪も遠くから見たのです。ついでに温泉にも浸かりました。猿ヶ京。美しかったです。美しいままにどんどん道を奥に進み三国峠を越え苗場まで行ってしまいました。日が暮れていたのもあるんでしょうがなんですかこのゴーストタウンは。気温7℃とかあり得ません。高速に乗れば途中から事故渋滞。ぐわっは。一般道に降り迂回し誰もいない国道を延々と進み。世界の終わりはこんな感じで、今は信号はついているけどそのうち電気も止まって真っ暗になって、と考え始めたら少しばかり寂しい雰囲気。に、浸るまもなく『西城秀樹のおかげです』を思い出す私。
一体行きの調子の良さは何処へやら。ピチカートのCDを掛けながら歌いながらぐんぐんと高速飛ばして川を越え県境を越え山を越え高く飛び行く鳥を見送りゲンセン館な街並みを散策し。天気の良い中露天風呂に浸かり、風呂上がりにマッサージして貰って、極楽であったというのに。まあ、そんな暗い道行きも面白くはあるのですがね。
高速道路のオレンジ色の光。一列にすっと伸びていくその先のまだ先、自分の家の方まで続いていることを思うと、日常と非日常は、もしかしたらこんな些細なもので繋がっているのかも、と思う。