今季初雪見。や、違います。紅葉を見に行きました。山頂の冠雪も遠くから見たのです。ついでに温泉にも浸かりました。猿ヶ京。美しかったです。美しいままにどんどん道を奥に進み三国峠を越え苗場まで行ってしまいました。日が暮れていたのもあるんでしょうがなんですかこのゴーストタウンは。気温7℃とかあり得ません。高速に乗れば途中から事故渋滞。ぐわっは。一般道に降り迂回し誰もいない国道を延々と進み。世界の終わりはこんな感じで、今は信号はついているけどそのうち電気も止まって真っ暗になって、と考え始めたら少しばかり寂しい雰囲気。に、浸るまもなく『西城秀樹のおかげです』を思い出す私。
一体行きの調子の良さは何処へやら。ピチカートのCDを掛けながら歌いながらぐんぐんと高速飛ばして川を越え県境を越え山を越え高く飛び行く鳥を見送りゲンセン館な街並みを散策し。天気の良い中露天風呂に浸かり、風呂上がりにマッサージして貰って、極楽であったというのに。まあ、そんな暗い道行きも面白くはあるのですがね。
高速道路のオレンジ色の光。一列にすっと伸びていくその先のまだ先、自分の家の方まで続いていることを思うと、日常と非日常は、もしかしたらこんな些細なもので繋がっているのかも、と思う。

ZAZENBOYSのですね、アルバムが来年出るのですよ。それに小躍りしたらどんどんステップが早くなって足下マシンガンで狙われています、ちう具合のライブスケジュールまで発表されておりました。そりゃもう、両手を広げて、どっひゃー、という具合に。口の中にどっひゃーって手書き文字入る具合に。長い期間、数多くの場所が記載されております。テナーにも参加している日向氏の頭が、振りすぎで抜けないことを祈るばかり。そしてチケット取れることも祈るばかり。あと仕事が早く終わるこ(以下略)。
歌を唱う、と言うことについて話をしていた時に、ふと相手の口からNUMBERGIRLの話が出て、何となくふわふわとその楽曲を口ずさんでいたら急に何だかライブが見たくなりまして、でももう見られんワケで。それを考え始めると私は悲しくなってくる、という話から、解散に至った経緯がどのようなモノであったか、解散のライブに行って泣いていた人はいたのかどうか(泣きました)、解散後それぞれメンバーはどのようになったのか、という話題を一方的に私が喋り続け、ZEPPの後のオフ会に参加していたとある二人はそのオフ会で出会って今もう結婚しているのだとか、私がこのハンドルを使い続けているおかげでとある場所でそのオフを主催した青年と再会したのだとか、何かもう思い出までもが大放出。
あれから二年も経ったのか。
私はその間何だか分からないままに音楽を聴き小説を読みモノを喰らい酒を呑み煙草を消費しだらだらワケもなく歩き、そのうちZAZENBOYSが本格的に活動を初めて再びライブを見に行くようになり、NUMBERGIRLと明らかに方向の違う楽曲に恐れ入り、打ち震えていたというのに、それでも何だか人生面白くねえなあとか、どうして自分は楽しんでいる自分を演出しているんだろうなあとか、人生は緩くて長い坂道を死に向かって下って行くだけなのだとか、思いながら荒みながら、酒の力で浮上するような生活しておりました。別にアル中だったわけではないが、そう取られてもしょうがない呑み方を続けてましたね。なんでナンバガから自分語りまで話が飛躍するのやら。
酒の力を借りて、それでもその直感のまま、ほろりと放った言葉が、私の行き先を変えてくれる力を持つ。そんな事もあるのかと未だに不思議に思うようなことが、この八月に起こりました。
転がり落ちた分の坂道を、ゆっくり立ち上がり、逆送し、転落地点かその近くまで戻って、しっかり先を見つめて歩くのだ。と、今決めた。独りじゃなければ何だか出来そうな気がするのだよ。

久々にはてなで日記をつけようと思いました。仕様がぼつぼつ変わっていて正直戸惑います。

先日某嬢とCOMITIAの会場でお会いしたという話を、これも匿名のとある人に話をしました所、その人は壁サークルだというお話を伺って吃驚。いかにティアがぬるくて緩いイベントであるかと言うことを、改めて実感しました。ぬるくて緩いからずっと参加できているのですが。それで良いのかというと言う問いは受け付けません。
私は先日のティアでは妖怪方面の方々と合同スペースで参加しておりました。自分がお客で見ていた時の一番の楽しみである所の、妖怪画一発描きが一度しか見られなかったのが悔しくありますけど。でもまあ、ショッキングピンクぬらりひょんが、角に描かれた(と言っても描いたのは私ですが)升が売れたので良しとします。
当日参加したサークルで作成した合同誌もまだ余っておりますので、欲しい方は連絡をください。

小説を、締め切りが設定された時のみ書いております。次回私の作品が露出するのは文学フリマにて。そらけい(id:helioterrorism)さん主催で編集のヘリオテロリズム(最終号)に寄稿しております。文フリの日は某お茶会なのでどうしようかと考え中。